西東京市と近在地域に在住・在勤の慶應義塾塾員の会
 西東京三田会    
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 会長挨拶 

    2018年(平成30年)5月20日の総会で新会長が選任されました
 

西東京三田会は会員の皆さんが主体的に運営するものです

  「会」はその基盤・母体です

                 西東京三田会会長 樋口明朗  

 
 

S43経卒、樋口明朗です。2018年(H30年)5月20日の西東京三田会総会で、会長に選任されました。

西東京三田会は、属性が「西東京市及び近隣に在住・在勤」と「慶應義塾塾員」であることがイコール即全員が会員ではなく、背後には数倍も居られるだろう属性対象者のうちで、希望によって会員になり、成り立っている団体です。

私はまずその「会員」になっていただいていること、そのこと自体を最重要視したいと考えております。既にそこに第一次的に主体的「参加」・西東京三田会「活動」へのご理解があるからです。会員が主体、会員が王様です。こういう組織において、会長職をはじめ、役員とは何でしょうか。私は、本部事務局員だと考えています。平たく言えば会全体に関する事項をつかさどる公僕、番頭だと考えております。そして、会全体に関する事項とは、まず、目的である「会員相互親睦・相互扶助」の手助けであり、次に「会全体の維持」です。

「会員相互親睦・相互扶助の手助け」ですが、「相互親睦・相互扶助」ということ自体が当為と無縁です。この機会を本部レベルで開催するものは、総会・懇親会と新年会だけです。

会員が主体、会員が王様であることから、会員皆様が主体的に発案し実行するもの=会内の様々な自主的活動が当会の特徴でもあると私は考えています。総会だけ、あるいはそれに少しプラスアルファしただけ、というような三田会も多々あるなかで、当会の、会内同好グループの活発な活動は後発の近隣地域三田会さんや稲門会さんにも影響を与えています。皆さんがこの会を、基盤というか母体として、「何々をやろう」という発案があったら本部事務局は広報等で協力・実現を応援し、それ以上に介入しない。「放任」する。お任せする。発案者に同好の志が集まったらどしどし実施していただこうと思います。自主的に自由に行われ本部が介入しないこと及び広報応援、これが会員相互親睦・相互扶助の手助けと考えています。

なお、こういういわゆる会内の諸同好対象である「何々」は趣味、研究、学習、社会貢献活動、なんでもよいのですが、一過性でも構わず、消長もあります。しかし、同調者の必要人数不足とか継続への拘りで、「当為」に繋がることは避けていただきたいものと私は思います。社会貢献活動もこの同好者活動に位置づけることが、私の考えです。社会貢献活動に限らないのですが、ある種の活動の仲間を作れとか、既に設定してしまってあとからメンバーを集めよというような上から目線のことは本部公僕・番頭として避けたいと思います。

次に、「会全体の維持」ですが、会員相互親睦の基盤にも通じる会員増強がまずあります。「増強」とは、増やすだけでなく減少を最小限に食い止めることも含みます。

減少を最小限に食い止めることについては、会員の年会費ギブに値する各会員のテイクを保証し、会員であることを続けていていただくことです。皆さんには、まず上記しました会員相互親睦機会が得られることをもって最大のテイクと受け取っていただきたいところではありますが、諸般の事情から、会員相互親睦機会にもなかなかご参加いただけない会員の方も多く居られます。そのような会員の方々におかれましても、退職して暇ができたらとか、都合の合う自分の好みの機会があったらとか、こういうことなら参画できるかもしれないという相談をしてみるとか、いつも、ご自分の参画意識の可能性をさぐっていただきますとともに、本部広報と連携して、会内の動静を背中に感じていただくことが必要であると考えます。それを最低限のテイクとご認識いただき、それは「情報」の広報の役目と考えております。なお、会活動への「参加」機会は、身体的活動だけが意識されがちですが、当為にならないことに気をつけつつも、本部事務局としては、眠っている「会員の能力・資質を活かす」(希少の趣味・研究・興味ないし、健康関係に限定せず専門関係からのエッセイ投稿など)に少し注力できないか、と思っています。

勿論、前後関係が逆になりますが、会員増強は、入会者促進が表玄関であって、ホームページを通じての入会者もあったのですが、それなりの資金の貯えを待って、過去5年毎の目途で行ってきた組織的新入会員勧誘も考えたいと思います。

会全体の維持に係わる会員増強に加えてのもう1点が、諸会務という縁の下の業務です。情報の広報充実や会計・経理などです。今回、会長職もこれらの業務とほぼ同等の社中や近隣友好会の動向などをお伝えするための一つの「会全体の維持」に繋がる役割だとの認識でお受けしました。

現状において私自身がいくつかの事務局実務を抱え込んでしまっていることは問題であり、継続性担保のために後進が育っていただくことも課せられた大きな課題と考えています。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 
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