西東京市と近在地域に在住・在勤の慶應義塾塾員の会
 西東京三田会    
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 会長挨拶

   2025年(令和7年)総会で会長に選出されました
    愉しみながら社会的貢献へ、
 皆様とご一緒に、「三田会の力」を発信していきましょう


            西東京三田会会長 大内俊
    
   以前駐在員時代にシカゴ三田会に所属しておりました。海外の三田会の場合、駐在員にとって、必要な情報を得られ、且つ心細い思いをするような状況の時には、助けて頂けるというメリットがあり、何の迷いもなく入会しておりました。そして、駐在が終わると、その時点で三田会から退会することになります。実は、以前にもお話し申し上げたように、私自身はシカゴに居住していた訳ではなく、隣接するミシガン州の片田舎に住んでおりましたが、シカゴは仕事や買い物で頻繁に訪れており、とても馴染みがありました。居住する町の州立大学に、当時の石川塾長がいらした折、数人の他社駐在員と留学されていた学生、そして嘗て義塾に交換留学されたアメリカ人数名が集まって、細やかな塾長歓迎会と称する三田会を行ったのも、私にとって良い思い出です。

 そうした海外での三田会に所属していたものの、帰国し、田無に居住するようになると、三田会の存在は知りつつも、「氏素性」を隠して生活をしておりました。年次三田会以外は、実年齢での先輩後輩の関係が強く、下手に所属すると時間的に拘束されるという風潮が私の周りにありました。然し、或る時、私の素性が「バレて」しまい、その場で入会することになりました。即ち、その時点から「断るに断れない」状況が出来上がってしまいました。そうして入会した当三田会ですが、多くの先輩方から良くして頂き、知らず知らずに私の生活の中で西東京三田会が大きな部分を占めてくるようになりました。

 確かに、三田会の中でどのように振舞ったらよいのかも判らない時期もありました。人間関係で悩んだ時期もありました。然し、そうしたことを跳ね返すように先輩方が助けて下さったことも事実です。そして、この二十年近く、いつも最年少に近いと思っていた私の周りにも、多くの後輩達が集って下さるようになりました。そうした方々とお話ししていると、入会した当初のことが懐かしく感じられますし、彼等を助けることも私の当会での仕事であると思います。

 三田会は「愉しいのが当たり前」であり、苦痛を強いられていては入会する意味がありません。仕事と違い、「愉しみたい」から入会したのであって、そうでなければ会に所属する意味がありません。ですから、皆さん、どうか大いに三田会を愉しみの「ツール」としてお使い下さい。そのための様々な施策を当会はご用意しております。また、現在当会に無いサークルを組成することも充分可能です。是非、そうした声を挙げて頂ければと思います。

 前会長時代から、女性会員と若手会員の活性化に取り組んでおります。その流れは今後も継続してまいります。女性会員はASOBOという名称で、益々活発に活動されることと思います。そのために今回新たに女性の副会長と2名の女性理事が生まれました。若手会員に関しては、嘗て、私が「若手」であった頃の悩みを抱えていらっしゃるかと思いますが、出来るだけ、諸行事へ参加し易いように工夫をしていきたいと思います。そしてもう一つ、近隣三田会との交流を深耕し、互いの悩みを聞きながら、行動を共に出来るようにしていきたいと考えております。それは西東京の他大学との連携にも謂えることと考えます。そしてそうした活動から、新しい社会貢献に繋がっていけるのではないかとも考えております。
 西東京三田会は、ともに義塾で学んだ同窓の面々が、居住域を同じくする西東京で集うものです。「仲が良いのは当たり前」だと確信しております。その仲の良さを一歩発展させ、愉しみながら社会的貢献へと是非繋げていければと考えます。会員の皆様とご一緒に、「三田会の力」を西東京から発信していきたいと考えております。


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